健診業務も辛い

比較的楽なイメージの健診業務ですが、大きな総合病院にある健診科はとても大変です。午前中に60人から80人の健診者が来ます。

何が辛かったかというと、健診にやって来る人はお客様なのです。

お金を払って数ある健診機関からこの病院、施設を選んできてやったという態度を取られることが多々ありました。

 

健診機関に勤める前に病棟勤務をしていた看護師にとって、病棟の患者さんに慣れている人はそのお客さん対応に苦労します。患者さんであれば、どちらかというと看護師からしたら、患者さんのお手伝いをしてあげてる。患者さんからしたら、看護師さんに手伝ってもらってるという関係が作られます。時には感謝されたりもします。ですが、健診機関ではお客様に対して来ていただいてありがとうございますという精神で働かなくてはならないのです。

 

初めは全く慣れませんでした。たくさんの人が来られるので待ち時間が絶対にあるのですが、待ち時間がこんなに長いのはありえない、医者の態度が悪いと文句を言うのは当たり前です。1ヶ月働くとこのようなことは健診機関にとっては当たり前なのだということが分かってきました。1日60人の健診者に採血をひたすらするのですが、血管が細い漏れやすい患者さん相手ではなく、健康な人相手で採血をするので、成功して当たり前なのです。

1度失敗するとこれでもかというくらい激怒され、責任者を呼んでこいということもあります。

看護師5
絶対に失敗できないというプレッシャーを感じ続けながら採血をしなければなりません。
患者ではなくお客様相手に看護業務をするということに対し、とてもストレスを感じました。結局このストレスに慣れることはなく、2ヶ月働きましたが割り切れることができず退職しました。まさに体力勝負の仕事です。もっと評価されるべきだと思います。